アメリカジャズ界の大御所、重鎮、神様….なんと表現したらいいのか判らないくらい凄い人、ジャズピアニストの「ハンク・ジョーンズ」さんが91歳でお亡くなりになってしまった…..。
http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201005170231.html
このハンクジョーンズさん。決して直接仲が良いわけではないんだけれど、実は、New York時代に数回仕事をご一緒させていただいた。
とある企業のCM撮影で、ハンクさんは出演者、僕は制作スタッフサイドの現地クルー。
直接的な接点はないが、その時既に70歳を数えていたハンクさん。
CMの撮影ってほんと過酷で、拘束時間もメチャクチャ長い。
そんな中、メチャクチャハッピーな笑顔で、他の出演者や、エキストラと談笑し、そんな過酷な現場を穏やかな空気で包み込んでいたハンクさんの姿を見てなんか「スゲ〜〜〜」って一人感動していたんだよね。
現場では気さくにみんなに声をかけ、くだらないギャグを飛ばし、その場を和ませる…..。
なんかニュースで見つけたとき、スゲーショックだった。
「さとなお」さんと知り合ったのも、この仕事。
ニュース見つけて、いの一番に「さとなお」さんに伝えなきゃ〜〜〜って焦ってしまった。
ハンクさん。
あなたの軌跡は、ものすごく大きい物です。これからの音楽会において後生語り継がれる物。
今日まで本当にご苦労さまでした。
そして、僕たちに、音楽というすばらしい物を伝えてくれて感謝しています。
あなたの「屈託無い笑顔」今も、僕の目には焼き付いています。
安らかにお休みください。
ご冥福をお祈りいたします。
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