原点回帰。
ある意味聞こえは良いかもしれないが…..。正に今日おこなったミーティングで「原点回帰」な状態に…。
今進めている某プロジェクト。
今日まで色々進めてきた作業が一瞬にして「白い紙」と化した。
明確な状況がなかなか出てこない中、所々断片的に上がってくる情報を元につなぎ合わせて約3ヶ月かけて積み上げてきた現状。
この時間のほぼ大半が「無」に、今までの情報は一体何だったんだ?そして、今まで費やしてきた時間は?
色んな人に、声をかけ、水面下で「今か今か」とGOサインを待ち、何とか不安定ながらも「Goサイン」が出。核心の部分が明確化しないために、Goが出たにもかかわらず、様子をうかがいつつ状況を見ていた。
まじキツイっす。
今まで、時間をかけて考えてきた「演出プラン」がハード的な問題で、ほぼ全て「不可能」な状態だと言うことが発覚。
となると、一からプランを練り直さなくてはならない。
挙げ句に、決定で出ていた「時間」もここに来て「変更の可能性」ほぼ確定…..。
作業を進めていなくて良かった……。
かなり「心折れそうな状況」なんだけど、心砕けている暇はない。
なら現状で出来ることを見いだし、再度一からプランの練り直し…….。
何もないところから「最高」のパフォーマンスを生み出す。
これが「ストリートの基本」。「無いなら無い」で良いじゃないか。最高のステージ見せてやるよ。
パフォーマンスをやる場所(ステージ)と、この身体、そして、信頼できる「仲間」がいれば、何だって出来る。
俺がNew Yorkのタイムズスクエアーのストリートで踊っているときに学んだこと。
「仲間」が助けてくれるんじゃなく、各々が「最高のパフォーマンス」をし、それが集合体となることで、核分裂を起こし、最高のボルテージに上り詰める。
ストリートって「生き物」なんだよね。そこに立ち止まる権利も、また、通り過ぎる権利も50/50で存在している。
俺達のダンス(パフォーマンス)を目の端に捉えた瞬間に、そのどちらかが選択される。
そこで通り過ぎる人は「あ〜〜〜ウザイ。社会のゴミどもが邪魔なんだよ」と思う。そこで立ち止まる人は、そのパフォーマンスに引き込まれ、笑顔を生み、そしてポケットの片隅にある小銭を探しドネートする。
今日「ウザイ」と思い通り過ぎた人を、明日は、立ち止まらせる。
その為に、日々、パフォーマンスを行い、自分のスキルを磨く。
何のために?
それは「生活」の為。
ドネートが多い程、身入りは多くなる。身入りがない日は「食えない」わけさ。
食うために、人に笑顔を振りまき、人を幸せにする。その見返りで「ドネート」を得る。
ストリートの鉄則。
「生きるためにエンターテイメントに徹する」
このプロジェクト、必ず演じきってやる。会社に守られ、自分の懐を痛めない人間達に、言いたい放題言わせておくほどストリートは甘くない。
基本、「俺は負け勝負はやらない」主義なので。
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