Street Level New York。サイトオープン!

こんなに年の瀬迫ってなのですが….(汗

いよいよ「Street Level New York Official Stie (http://www.streetlevelnewyork.com
)」のオープンです!

プロHIP-HOPダンサーENGIN#9の日々徒然

1999年に立ち上げ、今年(ってもうあと数日ですが…)10年を迎えた「Street Level New York」。

俺がこのブランドを立ち上げた発端は「本気で着たい、服がなかった」から。ストリートならストリートらしく、濃いメッセージ性と、危険な香りがどことなく潜むクールなデザイン、この服を着ることで、気持ちがストリートに浸ってゆく…..。
そんな、デザインの服がなかった。

1999年にファーストデザインをドロップし、その後一気に火が点き、日本のストリートウェアーとしての地位を確立したが、2001年の「米国同時多発テロ」で世界経済が一気に冷え込み、ファッション業界は猛打撃。
リリースすれば、それなりに商品は動いてくれたのだが、日本経済はデフレ傾向に傾き始め、ちょうどその時期に出て来た「ユニクロ」が、ファッション業界ではタブーとされてきた、薄利多売の低価格路線で一気に走りこみ、市場価値を一気に下げることに。
「薄利多売」で利益を出すためには、会社がそれなりの体力(資金力)を持っていないとダメで、海外の安価工場に、大量発注をかけることで、1枚あたりのコストを下げ、その結果が店頭価格に。
大量に作った商品をはけるために、宣伝広告を打ち込み、一気に風潮を作り上げる。
まだまだ弱小ブランドだった「Street Level New York」はそんな体力があるはずもなく、荒波にのまれ、あわや沈没寸前で、一旦「封印」し、タイミングを見計らっていた。
あれから早7年が過ぎ、今まさに「デフレ」に向かう最中の日本。
そんな時に「何故わざわざ?」と、思う人も多いと思うが、俺にとって今回の「デフレ」は以前の物とはちと感覚が違う。

こういう経済が落ち込むのって、確かに「給料が下がったり」「ボーナスがカットされたり」と様々なマイナスの要因はあるのだが、実際の所「そんなにしんどい」とは違うのではないだろうか?
マスメディアの「過剰」な報道で、みんなの「気持ち」がデフレになっている。
それと、今本当に「欲しい」と思える物が無くなってきている。

メディアが取り上げるから、何となくはやっているような感じの物はあるにしても、本気で惚れ込んで欲しいと思えるほど「個性」の光る物がないんだよね。

今回「Street Level New York」はデフレ宣言しません(爆

SLNYは安売り合戦をするために「魂」をつぎ込んでいるわけではない。
「本当に欲しい」と、思ってくれる人だけが買ってくれれば良い。
これで「Tシャツ御殿」を建てたいわけではない。

デザインに熱いメッセージを載せ、魂込めてデザインドロップしてゆきます!

注) 現在サイトに載せてあるデザインはまだ一部です。これから徐々に時間を見付けてサイトにデザインを載せてゆきます。
現時点では「ドロップシッピング」での販売となり、タイミングを見て、徐々にオリジナル生産へ移行して行きたいと思っています!


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