やっぱなんか、この12月はおかしい…。というか、なんかいつもと感じが違うなあ(笑
海外のダンサー達と連絡を取たり、所在を探したりするため様に「My Space(http://www.myspace.com/engin9
)」にアカウントを持っている。
正確には「My Space Music」という、音楽をやっている人向けのアカウント。
そこに、昔、ネットラジオの番組で「湘南の兄貴」KDさんがやっていた「Out of Control」というのがあり、その中で、毎週テーマを出され、そこから感じた物をAppleのソフト「Garage Band」で曲を作って披露し合うというのがあり、その当時結構はまって、毎週のように曲を作っていた時期があった。
その曲を、このMy Spaceで聞けるようにしている。
これらの曲は、自身のアルバム「みなもと」としてCDでも販売をしている。
今朝とあるメッセージが、My Spaceのメッセージに飛び込んできた。
いつもは、海外のダンサーから「What’s Up!」っていう感じのメッセージか、My Friendの申請くらいしか来ない。
だって、頻繁にこのアカウントを利用しているわけでもなく、殆ど最初に作って「放置」状態なくらいだから。
で、そのメッセージがなんかいつもと雰囲気が違うなあと思い、なんかのプロモーションかなにかかなと開いたら、なんと、あらまあ「Quickstar Productions」という、ワシントンに近い「バルチモア」という所にあるプロダクションから。
しかも、My Spaceで聞けるようになっている曲「Divine Kingdom」を聞いてとても気に入り。是非、自分のところでやっている「コンピレーションアルバム」に参加して欲しい。
という内容だった(笑
そのメッセージには、その際のディールなどが細かく書かれていて、よくよく読んでゆくと「ん??」という箇所があったりする。
コンピレーションに参加すると、そのコンピレーションCDを50枚無料で進呈する。それをいくらの値段でも良いから販売しても良い。しかも、その収益はまるまる自分の物になる。
デジタルセールス(iTuneとかAmazonとかナップスターとか)もやっていて、そこで販売された分は50%のプロフィットを払う。と、まあ、アーティストにとっては悪い話は書いてない。
で、ズーッと読んでゆくと、ありましたありました(笑
お金の話が(爆
プロジェクトに参加するためには、$165を最初に払えとのこと。
このコンピレーションCDに、何人のアーティストが参加するのかわかんないけど、仮に10人参加したらそれだけで$1650が彼らは手に入る。この金額あれば普通に1000枚のCDプレスが出来て、しかも、お金が余る。もしかしたら2000位作れるだろう。
各アーティストに50枚渡しても500枚。残りの販売分は、この会社の純利益。制作コストを各アーティストに負担させ、リスクを回避し、うまくいけば利益だけを吸い上げられる。
しかも、自分達で販売するのは500枚。ここも在庫を抱えるリスクが少ない。
パッと読むと、悪くないなあと思うような内容。
こういうのに引っかかる若手のインディーズアーティスト多いんだろうなあ〜。
冷静に考えると見えることなんだけどね。
そのメッセージを送ってきた担当者に、返事を先ほど送った。
まず「基本的にそのプロジェクトに参加してもかまわないよ。
ただ、何点か気になることがある。
中略(上記のような話を)
君が見つけて、感銘を受けたこの曲を使いたいなら、まずは、君たちがこの曲に対して使用するためのお金を払うべきなんじゃないか?僕の曲を使うなら1曲$500でディールするけど。その上で、デジタルセールスの分配率を双方で決めようじゃないか。」
というような内容のメールを送った。
当然彼らは「だったら、良いです」と引き下がるのに決まっている。
自分達のリスクを負ってまでするつもりはないだろうからね。
どれくらい、彼らが様々なところへのプロモーション力を持っているのか不明だし、実際、デジタルセールスでもどれくらいの売り上げが上がっていて、どれくらいの収益を見込めるのか、また、コンピレーションCDに一緒に入るアーティスト自体どんな奴らかわかんないわけで「えっ〜〜〜〜!」っていうくらいいけてない連中だったら嫌じゃん(笑
まあ、何はともあれ、アメリカからこんな話が飛んでくるとは夢にも思ってなかったよ。
でも、人の目に付くところに、作品を置いておくのって大事だっていうのを感じたし、こういう展開があるから人生楽しいよね〜〜。
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