今日から、通常の勤務に戻った。
とはいえ、今日は、一昨日終了した「hoyu Dance Dynamite World Grand Prix 2009(http://www.ddwgp.com
)」の事後処理というか、事後作業が主。
出社して一発目は「社内的反省会」。社員といっても実際2人だけなので、2人で反省会。
今回の大会の反省点や、良かった点、次にどうすべきか等々…..。
その後、お世話になった業者さんや関係各所へ、お礼メールの送信。
今回ジャッジシステムで使用した、レンタルPCの返却作業等々を行いつつ、夕方、舞台監督等でお世話になった俺と一番近い「現場の戦友」とも呼ぶべき「制作舎」の方が挨拶に来社。
近くのカフェで、軽く反省会。
それぞれのポジションで、それぞれに見え方が違い「あ〜〜なるほど〜」と思うことが多い。
こういったそれぞれでの立場での意見交換(反省会)は大いに次につなげる大切な意見が聞ける。
今日は、スローな感じで1日の作業を終える。
帰宅して、大会を京都から見に来てくださった「松本先生」に電話を入れ、松本先生の視点での大会の感想の吸い上げ。
様々な立場での方々の意見の吸い上げは、中にいて制作をしている人間としては非常に勉強になり、次に繋げるキーワードを探し出すことが出来る。
松本先生からも色んな言葉を頂いた。<=感謝
MIXIをやっている方々。
かなり大量にあちこちに「足跡」残してます….<=スミマセン
っていうのも、みんなが「率直」に書いてくれている「hoyu Dance Dynamite World Grand Prix 2009」の感想の吸い上げなんです。
良評も酷評も、それは全て我々にとっては「肥やし」。次に改善し、次に延ばすとても大切な意見として勉強させていただいています。
3年目を迎え、実は、毎年「ブログ」調査を行ってるんだけれど、今年は少し雰囲気(流れ)が変化してきているのを感じている。
今までは「企業色が濃い」と言った「手厳しい」意見が多く見受けられたのだが、今年に関しては、少し傾向が違った。
特に、今年招待選手として招聘をした「ILL Abilites」にたいする前向きな意見が多数見受けられた。
これは、俺に個人的に非常に嬉しい反応!
というのも、「ILL Abilites」を招聘したのはこの俺本人だからである。
ILL Abiliteseを招聘するにあたり、こういった思いがあったのだ。
時はさかのぼり、2008年の「24時間テレビ」。
たまたま、その日「24時間テレビ」を何気なく見ていた時、「嵐」と共演するILL Abiliteseが出演していた。
その彼らを見たとき。俺は「是非彼らを、俺が関わっている『hoyu Dance Dynamite World Grand Prix 2009』に呼びたい」と強く感じた。それは特別枠ではなく、あえてこういう表現を使わせてもらうけれど「五体満足」が当然と「ぬるま湯」に使っている人々に、HIP-HOPとは「ONE NATIONE」だと言うことを強烈なインパクトで伝えたいと思った。
ダンスって「凄い技」を出来るのから良いのではなく、その人間の「生き様」そのものが、ダンスとなり、人に「伝える」事が出来、それが「感動」へとつながる。
ILL Abilitesのメンバーは、それぞれに「障害」を抱えている。しかし、それは「個性」としてとらえ、それをポジティブに表現の手法のひとつとし、また「武器」としている。
それは正に「彼らにしか表現できないダンス」として確立をしている。
だからこそ、俺は他のチームと全く同じ条件で、同じ舞台の上で、正々堂々と「バトル」という場所をセッティングしたかったのだ。
オリンピックなどは「パラリンピック」という枠組みで、障害を持つ人達に「別の枠組」で競技を行う。これはある意味仕方がないことなのだと思うが、ダンスは違う。
ダンスは競技であると同時に「表現」だからだ。だからこそ、同じ舞台で、同じ条件であっても「対等に」戦うことが出来るし、勝ることも出来るのだ。
ILL Abilitesのルカとクジョーに大会前に、俺の思いを少し話した。
そして、君たちがこの舞台に立つことがどれだけ「大きな意味を持ち」それが、どれだけ多くの日本人のダンサー達に「影響」を与えるか。そして何よりも、障害を持つ人達に「夢と希望」を与えるのかを。
当然そんなことは、彼ら自身が一番よく解っていると思う。でも、あえて俺はそれを口にし、俺の思いを彼らに伝えたかったのだ。
そして、なによりも、当日会場に来てくれた「カンタ」に、彼らが「世界」のステージで本気でバトルをする姿を見せてやりたかった。
カンタはまだ小学生。聴覚の殆どを失っている。でも、彼の持つ奥に秘めた物は周りの人にもの凄く大きな勇気と、希望を与える。
俺もそれを感じ取る一人であり、実はMaL君もそう。
この舞台を見て、カンタは色んな意味で大きく変わると思ったから。
会場で、ルカにカンタを紹介し、直接コミュニケーションを取れる時間を作った、本当はクジョーに一番会わせたかった(同じ障害を持つ同士だから)。しかし、残念ながら、それは実現できなかったのだが、カンタはルカに会い、直接触れ会ったことで、もの凄く大きな物を感じ取ったようだ。
人はこの世に生を受けた瞬間から、必ず「存在する価値」を与えられている。
それに気付かずに、生涯を終える人間もいれば、自己でその価値を曲げてしまう人間もいる。
えらそうなことを言いながら、実際の所、俺も自分の「存在価値」っていうを理解できてはいない。でも、必ず何かが有ると信じているし、それを探している。
実は自分自身では見付けられないのかも知れないね。
それを見いだすのは、周りにいる人間達なのかも知れない。
とにかく、自分に正直に、自分を貫き通す。
これが今俺に科せられた「俺の生き方」なのかもな〜。
今、会場で久しぶりに会った(1年ぶり)後輩から、突然プレゼントされた日本酒「醸し人九平次 大吟醸 彼の地 (http://www.tutitatu.com/sake/kamosibitokuheiji.html
)」を飲んでいる。
この酒、メチャクチャ旨い!!
まじヤバイ。
とてもフルーティーで、まろやか。
後輩が「メチャ疲れているみたいなんで〜」とくれたんだけど、これマジで癒やされる。
かなり、高得点というか「今年最高」に楽しめる酒!
愛知県で生産している酒らしんだけれど、かなり心つかまれました(笑
コウちゃんありがとう!
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