う〜〜〜ん…….。(汗

何とか、「Boogie Woogie Cafe」のドメインを管理している「Network Solutions」の新サーバーのDNSサーバー情報は受け付けられた。

が……。家の環境から、その情報が反映されたルートにまだたどり着かず……。
全くWeb上からサーバーを触ることが出来ない…。(汗

インターネットの世界って色々複雑で面倒くさい。
簡単に「ホームページ」とは言っても、実は裏ではもの凄いことが起こってるんだよね(笑

まず、ホームページに関連するサーバーとして大きくは「Webサーバー」と呼ばれる、正にホームページの情報(htmlやらphpやら、cgi等のファイルとか)が載っているサーバーがある。インターネット上の世界は全てIPアドレスと呼ばれる「000.000.000.000」という3桁の数字が4つ並んだ物で管理されている。
各プロバイダーのサーバーにはそれぞれにこの個体番号が割り当てられていて、厳密に言うと、このIPアドレスを叩き込んでやればホームページを見ることが出来る。
例えば「Yahoo」通常は「www.yahoo.co.jp」と入力をすると、ホームページが出てくるんだけど、IPだと「http://124.83.139.192」これでヤフーに接続される。
しかし、この数字の羅列だと、人間様にとっては訳解らん(爆

そこで登場するのが「DNS(ドメイン・ネーム・システム・サーバー：ja.wikipedia.orgサーバ)」な訳だ。
これは、世界に13個あるルートサーバーを頂点とし、その下に更に、DNSサーバーがぶら下がり、その更に下にも……と、まるでネズミ講の様な構造をした膨大なシステムなのだ。
基本的に、Webサーバーを設置するプロバイダーは2台のDNSを保有。それが、自分より一つ上の階層にあるDNSサーバーに繋がり、それぞれが管轄しているIPとドメインをひっつけて管理しているのだ。
今回のように、サーバーを載せ換えると何が行われるかというと…..。
まず、契約したWebサーバーに「Boogie Woogie Cafe」という領域が作られ、そこに先に出たIPが1つ設定される。そして、このIPの名前は「Boogie Woogie Cafe.com」ですよ。という情報が一番近いDNSサーバーに設定される。しかし、これだけでは何の役目も果たさない。なぜならば、Boogie Woogie Cafe.comというドメインはレジストラーというドメインを専門に管理する会社が持っている。すなわち、この会社の情報も更新しなくてはならない。登録をした会社に「Boogie Woogie Cafe.com」というドメインは現在「○○.dnsserver.com」というDNSサーバーが管理していますので問い合わせがあったらよろしく！と言う情報を送らなければならない。
ここで初めて、ドメイン名と、そのデータが載っているサーバーとが繋がるわけだ。
とはいえ、あなたの自宅のパソコンから「Boogiewoogiecafe.com」といアドレスを入れて、直接このドメインを管理しているサーバーもしくはデータを載せているサーバーに繋がるわけではない。
まずは、あなたの契約するプロバイダーのサーバーに繋がり、そこから、さっきのルートサーバーまでを様々なDNSサーバーを介して繋がってゆき、ルートサーバーに到達する。そして今度はその逆で上から下へ、DNSサーバーを伝って降りて行き、最終的に、データサーバーに接続されるというわけだ。

なぜそんなにあっちこちを介して行くかというと、日本の高速道路と考え方は同じ。例えば大阪から東京へ行く場合、各ICがDNSサーバーと考えればいいかも知れない。
吹田インターから名神高速に入り、通常なら東名高速へ入って東京へ。しかし、静岡当たりで事故のため通行が出来ないや、大渋滞が発生している。そんなとき、じゃあ、名古屋から中央高速に入って東京へ行こう！という回避ルートを取る。また、阪神高速や、首都高とかでも、どのルートを通るのが目的地へ着くのが早いか、その都度都合の良いルートを情報を元に選択するでしょ。
それと同じ事が、ネット上で行われているらしいんだよね。
だから、日本にいるあなたが、日本のサーバーに直接繋がるとは限らない。もしかしたら、今このページは、ソ連から、ヨーロッパを経由し、アメリカに繋がり、そこから南米を経由してオーストラリア、中国を通過して繋がっている可能性もあったりするのだ。
その為には、そこに点在する全てのDNSサーバーが最新の情報に更新されていなければならず、全世界の半分のサーバーの情報が既に更新され、残りのサーバーがまだだと、半分までは最新の情報で追いかけてくるが、途中で古い情報のルートに紛れ込んでしまうこともあるわけだ。

その為に、全世界のDNSサーバーの情報が更新されるまでに昔は2週間かかると言われていた。
最近だと72時間らしい。

その間は、新しいページが見れる人もいれば、古いページに繋がる人もいるというわけだ。

かな〜〜〜〜〜〜り、難しくややこしい話になったが(笑。そんなわけで、俺の所のルートはまだ古い情報がどこかで紛れ込んでいるというわけ。
その為に、ブラウザー上からサイトを触れないのだ……。

サイトが公開できるまで、そんな状態で今しばしお時間かかりますが、ご了承下さい……(汗